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  場  面  利家とまつ第九十一回ひらかた大菊人形 
各 場 面 の 概 要
(枚方パークパンフレットより)
戦国の世にあって夫婦の絆で数々の危機を乗り越え加賀百万石の礎を
築き上げた前田家とその妻まつの生涯を、絢爛豪華な菊絵巻で再現します。
(2002/10/4〜12/01)
各 場 面 の 主 要 画 像
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 第一場面
  「利家とまつ」
天分六年(1537)、戦国動乱の真っ只中に尾張の土豪の子として生まれた利家は、信長、秀吉に仕え、のちに加賀百万石大名として、家康の対抗馬と目されるほどにまで上り詰めました。利家の立身出世を支えたのは、深い教養と包容力、度胸を兼ね備えた、まつの存在であったと言われています。
第一場面
 第二場面
  「荒子(あらこ)
      の祭り」
利家の実家である荒子城(あらこじょう)で盆踊りが催されていました。荒子城は利家がまだ若かりし頃の家臣団(かしんだん)であった地侍の荒子衆が根城としていた所でした。戦いに明け暮れる時代の中、ほんのひと時ですが穏やかで楽しげな空気が前田家を包み込んでいました。
第二場面
 第三場面
  「かぶき者」
少年時代の利家(犬千代)は、信長に仕える以前「かぶき者」と呼ばれていました。白粉と紅を顔に塗りたくり、足元まで伸びた陣羽織を羽織った異形の利家が、肩にかついだ十文字の朱槍で空気を切り裂き、盗みをはたらいた不逞(ふてい)の輩を蹴散らしていました。
第三場面
 第四場面
  「二人だけ
    の婚約」
戦功により赤母衣衆(あかほろしゅう)筆頭に取り立てられた利家は、信長の小姓となって以来、五年ぶりに荒子へ帰郷しました。そこで成長したまつと再会した利家はその美しさに惹かれますが、まつと利久(利家の兄)との間に縁談が進んでいることを聞かされ失望してしまいました。ところが、清洲城の梅林が咲き始めた頃、利家はまつに幼少の頃から抱いていた思いを告白され、父の形見の笄(こうがい)を託されました。二人は梅の木の下で終生夫婦として共に歩むことを誓いました。
第四場面
 第五場面
 「敦盛(あつもり)」
織田軍は桶狭間の戦いで今川義元を討ち取り、奇跡の大勝利を収めました。信長は戦勝を亡父に伝えるため菩提寺を訪れた帰り、山門にさしかかったところで、膝をついて待ち構える利家と出会いました。利家は桶狭間の戦いを見届け、時代が変わることを確信して息絶えた利昌(利家の父)の供養のため、信長に「敦盛」を聞きたいと願い出しました。「人間五十年、下天(げてん)の内を比ぶれば・・」と青紅葉の枝を手に舞う信長の傍らで、利家は涙にむせびました。
第五場面
 第六場面
  「まつ」
城内の一室で、信長の妹・お市はじめ、木下秀吉の妻・おね、佐々成政の妻・はるたちが、命を賭けて戦働きに励む男衆の身を案じていました。ところが、皆を安心させようと、まつが立ち上がり「大丈夫。私にお任せくださりませ。」と声をかけると一転して和やかで明るい雰囲気に包まれました。
第六場面
 第七場面
  「本能寺の変」
天下統一を目前にした信長でしたが、度重なる厳しい仕打ちに耐えかねた明智光秀の謀反により、京都本能寺で炎に包まれてしまいました。一万三千余の明智軍の猛攻に信長軍二百余りの手勢で自らも弓を引き応戦しますが、やがて奥の間に退き自刃して果てました。利家が能登一国の国持大名となった翌年の事でした。この後、利家は後継者争いの渦中で厳しい選択を迫られますが、秀吉と共に歩むことを決心しました。
第七場面
 第八場面
  「醍醐(だいご)
      の花見」

天下を平定した太閤秀吉が、晩年に京都の醍醐寺で催した豪華な花見の宴。秀吉の側室となっていた加賀殿(利家の娘・麻阿)ばかりでなく、その母である、まつも大名婦人として唯一招待され、豊臣、前田の両家が堅固に結びついていることを周囲に示す場となりました。しかも秀吉の個室である松の丸(京極氏の娘)と淀殿との世に名高い、「盃争い」で、まつは北政所(きたのまんどころ)とともに仲裁の功をあげ、その存在感はますます大きくなりました。
第八場面
 第九場面
  「加賀百万石」
天正十一年(1583)、利家は居城を七尾城から金沢城に移しました。利家は利長(利家の嫡男)に命じ、もともと平山城でしかなかった金沢城を、豪壮にして優雅な天守閣を有する城郭へと改修しました。数々の危機を乗り越えながら築き上げた加賀百万石の庭先で、利家とまつはじめとする前田家の面々が和やかな雰囲気の中で語り合っていました。
第九場面
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